投稿日:2023.06.12 / 最終更新日:2023.11.10
【自費出版をより安く】ペーパーバックを活用して、デュアル出版という工夫でリスクを軽減!
【自費出版をより安く】
自費出版で本を出版しようと考えたときに、ネックとなるのがやはり費用の高さでしょう。
格安での出版を実現しているらく楽自費出版工房でも、出版には十万円単位での費用が必要となってしまいます。
この費用を極力減らし、在庫を抱えるリスクも軽減した出版方法として、通常の印刷本とAmazon PODでのペーパーバックでの出版を組み合わせたデュアル出版という出版方法を取ってみるのはいかがでしょうか?
(※デュアル出版は弊社の造語です)
自分で保管する分やお世話になった方などへの献本用には通常の印刷本を出版し、一般に販売する分はAmazon PODのペーパーバックで出版するのです。
この方法ならば印刷にかかる費用を減らし、在庫リスクも抱えずに済みますので、自費出版のハードルを大きく下げることが可能となります。
⇒デュアル出版で自費出版をしたい方はお気軽にお問い合わせください。
目次
デュアル出版の特徴は?通常の自費出版との違いとは
通常の自費出版では、本にカバーや見返しが付けられ、本文を印刷する用紙もたくさんの種類の中から選ぶことができます。
このような自由度の高さが通常の印刷本のメリットです。
Amazon PODのペーパーバックでは、カバーや見返しを付けることはできず、本文の用紙も白黒で2種類、カラーでは1種類となります。
自由度が低いのがペーパーバックのデメリットです。
つまり通常の自費出版では立派な装丁にすることができますが、ペーパーバックでは簡素な装丁になってしまうと言うことができるでしょう。
また、通常の自費出版では注文をする際に出版部数をはじめから決めますが、ペーパーバックは注文が入るごとに印刷されます。
つまり通常の自費出版では作った本の数以上に販売することはできません。増刷する場合も、料金はかかります。
しかしペーパーバックでは、Amazonにデータがある限り何冊でも販売することができるのです。販売途中にデータの修正も可能です。
デュアル出版は、通常の自費出版とペーパーバックでの出版をかけ合わせた出版方法です。
自分の保管用や献本用の少数部数だけを装丁の立派な通常の自費出版で印刷し、Amazon POD用にデータを変換して一般販売ではペーパーバックで出版します。
通常の印刷本として作成するのは必要となる部数のみで、あとは注文状況に合わせてペーパーバックが随時印刷・販売されます。
デュアル出版は、自費出版とAmazon PODのいいとこ取りをした出版方法と言っても良いかもしれません。
印刷本とペーパーバックを両方作る、デュアル出版のメリットとは
デュアル出版には、以下のようなメリットがあります。
- 自分用や身内への献本用には立派な装丁の本を印刷することができる
- ペーパーバックは注文に合わせて印刷されるため、在庫リスクを抱えなくて良い
- はじめに出版部数を決める必要がないため、売れれば売れただけ利益を得ることができる
- 通常の自費出版よりも費用を安く抑えて出版することができる
通常の自費出版では、出版にかかった経費を完全に回収することはとても難しいです。
それならば、最初から経費を少なくして出版するという考え方も販売戦略としてあるでしょう。
もちろん、デュアル出版なら経費を回収できるというわけではありません。
しかしリスク軽減という観点から考えれば、デュアル出版は理に適っているのではないでしょうか。
どれくらい安いの?デュアル出版と通常出版の費用を比較
デュアル出版の方が通常の自費出版よりもリスクを軽減できると言っても、実際どの程度安くなるのか費用感は想像がつかないと思います。
ここでは3パターンの出版例で、通常の自費出版とデュアル出版の費用を比較してみます。
①A5サイズ×本文モノクロ×カバーあり×220ページ×200部(配布用は10冊)の場合
通常の自費出版:237,000円
デュアル出版:188,000円(10冊印刷=168,000円+データ改変費用20,000円)
この場合はデュアル出版の方が49,000円安くなります。
②B5サイズ×本文カラー×カバーあり×150ページ×100部(配布用は30冊)の場合
通常の自費出版:395,000円
デュアル出版:312,000円(30冊印刷=292,000円+データ改変費用20,000円)
この場合はデュアル出版の方が83,000円安くなります。
③四六判×本文モノクロ×カバーあり×150ページ×500部(配布用は150冊)の場合
通常の自費出版:362,000円
デュアル出版:207,000円(150冊印刷=187,000円+データ改変費用20,000円)
この場合はデュアル出版の方が155,000円安くなります。
このように、デュアル出版では通常の自費出版よりも安く出版することが可能となりました。
他の組み合わせで通常の自費出版とデュアル出版の費用を比較したい場合は、価格表のページをご覧ください。
通常の自費出版費用に、Amazon POD用にデータを改変する費用20,000円を加えた額がデュアル出版の費用となります。
デュアル出版はどんな人におすすめなのか?
それでは、デュアル出版はどのような人におすすめなのでしょうか?
デュアル出版がおすすめなのは
- 自費出版のリスクを減らし、安く出版したい人
- どれくらいの部数が売れるか予測が難しい人
- ペーパーバックでたくさん売れる自信がある人
このような方達です。
それぞれの項目について、詳しく見ていきましょう。
①自費出版のリスクを減らし、安く出版したい人
デュアル出版と通常の自費出版の費用を比較した通り、デュアル出版では自費出版よりも安く出版をすることができます。
自費出版で起こり得る
- 費用が高額で、なんとか出版したものの売れ行きが悪くて赤字になってしまう
- 頑張って多くの部数を刷ったけれど売れ残ってしまい、大量の在庫を抱えることになる
などというリスクがデュアル出版では軽減できます。
- 在庫リスク
- 経費コスト
これらが気になる方には、デュアル出版がおすすめです。
②どれくらいの部数が売れるか予測が難しい人
「身内に配りたい部数ははっきりしているけれど、自分の本が一般の人にどれくらい売れるか予測ができない」という方にもデュアル出版はおすすめです。
配布用の本だけ通常の自費出版で綺麗な装丁で印刷をし、一般に販売する分はAmazon PODのペーパーバックを使えば、何冊売れても在庫が足りなくなるということはありません。
運悪くあまり売れなかったとしても、ペーパーバックなら注文が入ってから印刷されますので、在庫が余る事もありません。
「たくさん売れるかもしれないし、全然売れないかもしれない。さっぱりわからない」
という不安の大きな方には、デュアル出版がおすすめです。
③ペーパーバックでたくさん売れる自信がある人
「自費出版では費用が高くなってしまうため大量部数を印刷することはできないけれど、たくさん売れる自信はある」という方にもデュアル出版はおすすめです。
注文が入るごとに印刷されるAmazon PODのペーパーバックなら、大量部数にも対応できます。
販売機会を逃さずに購入してもらえますので、機会損失が出ないというメリットがあります。
印刷費用を安く抑えながら、大量部数を販売したい方にもデュアル出版はおすすめです。
(このタイプの方で通常の印刷本が不要な場合は、Amazon PODのペーパーバックのみで出版するのもおすすめです。詳しくはご相談ください)
デュアル出版で自費出版をしたい方は、お気軽にご相談ください
デュアル出版は専用のプランをご用意してはおりませんが、個別にお問い合わせいただければ対応可能です。
通常の自費出版やAmazon PODプランとの見積り比較も承っておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
「自費出版、ペーパーバック、デュアル出版って色々種類があるけれど、自分にはどれが良いんだろう?」
とお悩みの方も、お気軽にご相談いただければあなたにとって最善の出版方法を一緒に考えます。
- 立派な装丁に仕上げることができ、定価の50%を著者が受け取ることができる通常の印刷本
- 簡素な装丁と印税は定価の10~15%となってしまうが出版にかかる費用が安いペーパーバック
このふたつの出版方法の間を取った「デュアル出版」という第三の出版方法をご提案することで、皆様の出版の夢をより叶えやすくなることを弊社は願っています。
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