投稿日:2022.09.24

ミステリー小説で小説家になるには、自費出版をしてみるのもアリ?

 

ミステリー小説といえば、エンターテインメント小説の中でもファンの多いジャンルのひとつです。

本格ミステリーから、新本格と呼ばれるもの、叙述トリック、日常の謎系など、細分化しようとするといくらでもジャンルが分かれるのも人気の表れですね。

 

ミステリー小説で小説家を目指している方も多くいらっしゃるでしょう。

 

まだ小説を書き始めたばかりという方からもう何作も新人賞に投稿している方まで、段階はさまざまかと思います。

 

この記事では特に小説を書き始めたばかりの方に向けて、ミステリー小説で小説家になるためのチート技かもしれない自費出版について解説します

 

ミステリー小説を書くのは難しい。まずは完結させることを目指そう

書いてみるとまずわかることが、ミステリー小説は書くのが難しいです。

(※もちろん他のジャンルの小説が簡単だと言うわけではありません)

 

どのようなジャンルのミステリーであれ、巧妙に伏線を張り、トリックを巡らし、最適なタイミングで最高の演出で種明かしをする。

ある種、エンターテインメントの中のエンターテインメントを求められているのがミステリーです。

 

物語に謎を含ませるのが難しいという人もいれば、トリックを考えるのが難しいという人もいるでしょう。

 

つまずく箇所は人それぞれ。

けれど共通して言えることが、ミステリー小説を初心者が完結させるのは難しいということです。

 

しかし、書き出しばかりを何作品も作っても、書きたい場面だけを書いていても、小説を書くことは上達しません。

実際に書いてみるとわかるのですが、小説がぐんと上達するのは、小説を完結させた時なのです。

 

小説を完結させ、推敲をし、荒削りでもいいから今の最高の力で完成させる。

それを繰り返していくことによって、小説がどんどん上達していきます。

 

ミステリー小説を書き始めたばかりの頃は、完結なんて遠くの目標のように感じられるかもしれませんが、まずは完結を目標に頑張りましょう。

 

完結さえさせてしまえば、新人賞に投稿するもよし、自費出版で製本するもよしです。

完結から始まるスタートラインがあるのです

 

小説家への登竜門はやはり新人賞。だけれどチート技は自費出版?

小説を完結させることができたら、小説家を目指すなら正規ルートとしては新人賞に投稿するのが一般的です。

ミステリー小説の受け口は広く、キャラクター小説寄りならライトノベルの新人賞に投稿してもいいですし、よりお堅い小説であれば、憧れるのは数々の偉大なミステリー作家を輩出しているメフィスト賞でしょう。

 

2022年現在、メフィスト賞は通年で募集をかけていますし、原稿枚数の下限こそ設けているものの上限がないのも応募しやすい理由のひとつです。

 

小説を新人賞に投稿すると、選考を通過した人には評価シートが送られる賞が数多くあります。

その評価シートを見ながら自分の小説の長所や短所を分析し、より面白い小説になるよう工夫を重ねながら小説家を目指していくというのが作家志望者の一般的なルートです。

 

しかし、実はチート技があります。

それが自費出版なのです。

 

自費出版であれば、新人賞投稿の欠点をカバーし、人によってはより早く小説家デビューを望めるかもしれません。

 

小説家になるには新人賞への投稿が遠回りな理由

小説を書き上げ、新人賞に投稿し、選考通過を待ち、通過していれば評価シートをもらい次回作に活かしてまた小説を書く。

それが一般的な作家志望者のサイクルです。

 

しかしこれは、小説家を目指し始めたばかりの方にとっては遠回りな道なのです。

なぜなら、小説を書き始めたばかりの人は一次選考を通過することすら難しく、評価シートをもらえなことが多いからです。

 

自身の小説の良い点、悪い点のフィードバックを受けられるのとそうでないのとでは成長のスピードが雲泥の差です。

自分では文章力を磨かなければならないと思っていたのに、ネックになっていたのは物語の構成の方だったなど、苦手箇所を自己判断では見誤っていたということすらあり得ます。

 

間違った努力を続けてしまう可能性があるのが、小説を書き始めたばかりの人が新人賞に投稿するということなのです。

 

もちろん他にフィードバックを受けられる環境があれば、遠回りはしにくいかもしれません。

けれど適切なフィードバックをもらう機会というものはなかなか恵まれないものです。

 

腕試しで新人賞に投稿するのも良いですが、落選して評価シートすらもらえない可能性もあるということを念頭に置いておいてください。

 

あえて落選作を自費出版するメリット

小説の新人賞というものは、一般的には一次選考は「下読み」と呼ばれる人達が選考をします。

選考を通過させる基準はある程度定まってはいるものの、下読みの当たり外れによって選考通過が左右されてしまうこともままあります。

 

ある賞では一次選考落選だった作品が、そのまま他の賞に使い回したら最終選考まで通過した、なんてこともあるくらいです。

 

ですので、一次選考すら落選だった作品でも、選考の途中で落選してしまった作品でも、あえて自費出版をしてみることにメリットはあります。

 

あえて落選作を自費出版するメリット、それは選考の過程で運悪く落とされてしまったけれど、本来であれば世間的に評価されるかもしれなかった作品に日の目を見せてあげることができることです。

 

落選作だから面白くないというわけではありません。

運悪く落選してしまったけれど、作品のポテンシャルは充分あり、出版すれば世間からの評価を受ける作品も中には存在するのです。

 

落選作だからと諦めず、自費出版することで世間にあなたのミステリー小説を届けてあげましょう。

 

ミステリー小説を自費出版する3つのメリット

ミステリー小説を自費出版する3つのメリット

ここからは新人賞に投稿した作品についてではなく、新人賞に投稿するのではなく自費出版することの3つのメリットについて解説していきます。

 

まずは出版を目標にミステリー小説を完結させて、自費出版をする。

それがなぜ小説家デビューへのチート技になるのかについても1つめのメリットで解説します。

 

①選評の代わりに読者の感想がたくさん手に入る

自費出版では選評(評価シート)はもらえません。

しかし、代わりに読者さんからの感想が手に入ります。

 

らく楽自費出版工房での自費出版では、Amazonでの流通手数料も最初から費用に含まれていますので、Amazonでのレビューも参考にすることができます

 

評価シートはせいぜい一人・二人からのコメントですが、自費出版をして手に入れることができる感想はそれ以上の人数にもなり得ます。

 

読者さんからの感想を元に、自身の作品の長所や短所を分析して次回作に活かすことができるのです。

 

しかも、新人賞の選考通過は1年スパンで見ないと評価シートが返ってきませんが、自費出版であればミステリー小説の完成後もっと素早いサイクルで出版から感想入手までを行うことができます

 

最初は厳しい感想も多いかもしれません。

けれど、評価シートよりもより読者の生の声を聞けるというのは貴重な体験なのです。

 

ぜひ自費出版をして、読者の生の声を手に入れましょう。

お問い合わせはこちら

 

②SNSや小説投稿サイトへファンを集客することができる

SNSに創作用のアカウントを持っている方や、小説投稿サイトに投稿している方は、自費出版をした本にそれらのページへの案内を載せておくと、ファンがフォローしてくれる可能性があります。

 

SNSも小説投稿サイトも、ファンが多い作者は書籍化への道も近くなります

 

特に昨今、出版社からの宣伝があまり多くの読者に響きにくくなっている現在では、作者のSNSからの宣伝は大きな販売力になります。

 

出版社が商業出版の声をかける作者の基準のひとつとして、SNSのフォロワー数も関係あるのではないかとまことしやかに囁かれています。

作者の宣伝能力が期待されているのです。

 

「作家志望者」としてのSNSでは、ファンを増やすことを意識して運用してみると良いでしょう。

 

③多くの読者を楽しませることができる

ミステリー小説を自費出版する最大のメリットとして、あなたの小説をたくさんの読者に届けて楽しませられることが挙げられます。

 

初心者の小説でも、一生懸命書き上げたものなら必ず誰かの心に届きます。

あなたの小説を「面白い」と思ってくれる読者が世界のどこかにいます。

 

運命の人に届ける気持ちで、あなたの小説を世に出してあげてください。

きっと喜んでくれる読者がいるはずです。

 

らく楽自費出版工房での自費出版では、Amazonへの流通がメインです。

街の書店にも流通させるにはオプション料金がかかり、300部以上からの製作時に受け付けています。

 

いきなり一作目の小説を300冊も刷るのは勇気がいるでしょうから、まずは少数部数をAmazonで販売することをおすすめします。

売れ行きを見ながら増刷しても良いでしょう。

 

どの程度のページ数でどの程度の部数を印刷したらどれくらいの料金になるのか、概算見積で数字を変えながら確認してみてください。

らく楽自費出版工房は業界屈指の低価格を実現しております。

 

単行本でも文庫本でも、どのような体裁の本でも製作できます

らく楽自費出版工房では、単行本でも文庫本サイズでも、どのような体裁の本でも製作を承っております。

⇒本のサイズ別の料金表はこちら

 

あなたの理想のミステリー小説を印刷することをお約束します。

ていねいに打ち合わせをし、レイアウトやデザインもイメージに沿うものをご提案します。

 

ぜひお気軽にらく楽自費出版工房までお問い合わせください。

LINEでのお問い合わせも承っております。

 

また、現在らく楽自費出版工房では「全人類作家化計画」と銘打って小説コンテストを実施しています。

全人類作家化計画 第1回らくむぎ文庫出版コンテスト

第1回らくむぎ文庫出版コンテスト

ミステリー小説ももちろん応募の対象です。

あなたの力作を応募し、費用負担なしで出版しましょう。

 

あなたのミステリー小説がたくさんの読者に届くことを祈っています。

 

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