投稿日:2022.06.13 / 最終更新日:2022.08.10

「本を出したい」そう思った時にすべきこととは?出版の方法などを解説

「本を出したい」そう思った時にすべきこととは?

「物語を書くのが好き」「撮り集めた写真を形にしたい」「持っているノウハウを公開したい」

自分なりに創作を楽しまれている方がこういうことを考えるのはよくあることで、いたって自然なことです。

 

そんな時にまず考えるのは「本にしたい」というではないでしょうか?

そんな時に直面するのが「本を作るにはどうすればいいのか?」と「本を作る費用はどれほどかかるのか?」ということではないでしょうか?

本を作る費用に関しては以前に小ネタで掲載していますので、そちらをご覧ください→【自費出版の費用|内訳や相場、交渉のコツ

 

今回の小ネタでは、「本を作るにはどうすればいいか?」をメインに掘り起こしていきます。

 

 

本の出し方は基本的に2通り

本には2つのスタイルがあります。スタイルというより「あり方」「出し方」ですね。

その2つとは、

私家版(しかばん)・私家本(しかぼん)と出版物です。

 

私家版(私家版)・私家本(しかぼん)とは?

流通させることを目的としない本のことです。

ISBNコード・書籍JANコードのない本は基本的に私家版・私家本と思って間違いないです。

主に自分用や仲間内で使うようなもの、資料請求などして添付されてくる小冊子などが私家版・私家本にあたります。

このタイプの本は流通させることはできません。

費用はすべて著者様が負担することになります。

 

出版物とは?

書店・ネット書店・Amazonなどに流通させるための本です。

ISBNコード・書籍JANコードは必須です。

基本的に流通させる前提の本ではありますが、必ずしも流通させないといけないわけではありません。

「箔をつける」意味でも、流通させなくても、ISBNコード・書籍JANコードを取得して、掲載する方もいらっしゃいます。

 

 

出版物には主に3通りの本の出版の方法がある

そして、この出版物には3通り出版方法があります。

その3つとは、

商業出版と自費出版と共同出版

の3種類です。

 

商業出版とは?

出版社が主体となって、著者様の著作物を使用させていただいて本を販売する手法です。

費用は出版社がすべて負担します。

できあがった本の所有権は出版社にあります。

商業出版とは

 

自費出版とは?

著者様が主体となって、本の製作を依頼する出版方法です。費用は著者様が負担することになります。

流通させる時もその流れで実行します。

できあがった本の所有権は著者様にあります。

自費出版とは

 

共同出版とは?

商業出版と自費出版の中間的なもので、費用を著者様と出版社で負担し合う出版方法です。

その負担の割合はケースバイケースです。

所有権も契約によって変わります。

 

らく楽自費出版工房は、自費出版の会社です。

ですので、ここから先は自費出版をベースにお話を進めていきます。

 

 

私家版・私家本と自費出版…どっちを選びますか?

それぞれ本のスタイルをご紹介しましたが、もし本を作るとなった場合、どちらを選択するか決めなければなりません。

製作過程の中で変更は可能ですが、本が出来上がってしまえばどうしようもありません。

作った本の扱いを自由度の高い状態にしたい場合は、ISBNコードをとりあえず主特区しておいて、それを印刷につけておけば、あとは流通させるのも良し、させないのも良しとできますし、流通分・非流通分と分割することもできます。

そういう意味では、ISBNコードの取得・印刷しておいて損はないかと思います。

 

 

本を出す目的は何ですか?

本を出したいと思うとき、その目的は人それぞれかと思います。

「有名になりたい」

「プロの作家になるための足掛かりにしたい」

「思い出を作りたい」

「本をきっかけに人の輪を広げたい」

「販促の一環として使いたい」

などいろいろあるかと思います。

いろいろあるかとは思いますが、まずはその目的を一つ決めてください。あれもこれもと選びすぎると、だいたい的を射ないものになりやすいです。

そうならないように、ブレない目的を一つ定めてください。

 

 

誰に対して本を作りますか?

完全に「自分だけが楽しむ!」っていうような本でない限り、誰かに読んでもらう・見てもらうことが前提になるはずです。

その誰かっていったい誰でしょう?

そこのイメージはできていますか?

ここを決めておかないとブレる可能性があるので、大まかにでも決めておきましょう。

 

 

人に伝えるための原稿とは?

本は読まれなければ、その存在意義はほぼありません。「読まれてこその本」です。

ですので、読んでもらえる状態になっていないといけません。

原稿づくりのテクニックは別の小ネタでご紹介していますので、ぜひそちらをご覧ください。

 

原稿作りのテクニックはこちらをご覧ください

⇒【人に伝えるための原稿の作り方

 

すでに原稿の用意ができていて、費用についてすぐに知りたい方は、こちらからだいたいの金額を計算することができます。

⇒【まずは無料で概算算出

 

 

本を作る時に一番大事なこと、それは焦らないこと。

「本を作ろう!」と決断したとき、気持ちが前のめりになるので、どうしてもいろんなことを急ぎがちになりやすいです。

このパターンにはまった時、だいたいいい方向には進まないものです。

そんな時は一旦一呼吸をおいて、冷静になりましょう。

冷静になって改めて気づくこともあるので、焦らずにゆっくりと進めましょう。何でも一晩寝かすぐらいがちょうどいいです。

カレーも出版も一晩寝かしたほうがおいしさが増すのです。

 

 

らく楽自費出版工房では、本を作った経験のある方経験のない方にかかわらず、全力で応援しサポートいたします。

 

ご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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