投稿日:2022.10.31
平凡なサラリーマンでもビジネス書を出版できる!?求められるビジネス書とは
ビジネス書のお世話になったことがあるサラリーマンは多いでしょう。
「営業術」「時間術」「パソコンの使い方」「プレゼンのやり方」「集中力を上げるためのコツ」「成績を上げるための習慣術」「副業でサイドFIRE」などなど、ビジネス書・実用書の内容は多岐にわたります。
こういったビジネス書・実用書を書く資格があるのは
- 億を稼いだ起業家
- 上場企業の社長
- ビジネススクールの講師
- 大学教授
のような「すごい人」だけのものだと思っていませんか?
実はそうではありません。
普通の、平凡なサラリーマンの書くビジネス書も求められているのです。
その理由はなぜか、そしてどのようなビジネス書なら需要があるのか、この記事で徹底解説します。
目次
ビジネス書執筆は「すごい功績」を上げた人だけのものではない
本屋のビジネス書の棚を見れば、優秀な功績を上げた人の本が平積みにされている様子が目に入るかもしれません。
たしかに、目立つ功績がある人の本はキャッチーで売りやすく、売れ行きも好調になることが予想されるでしょう。
本の帯には著者の実績が書かれ、どれほどすごい人が書いた本なのか、どのようなノウハウが本に詰め込まれているのかをこれほどかというほど主張してきます。
もちろんそういった本にも需要はありますが、ビジネス書に求められているノウハウは「すごい人」が書いたものだけではないのです。
著者が有名人であればあるほど本屋では大きく取り扱ってもらえますが、棚差しの本を見ると、あまり有名ではない人の本もあります。
小さなカルチャースクールの講師の本や、ただのOLインフルエンサーが書いた本すら並んでいます。
求められているのは「すごい人」が教えてくれる「すごいビジネス術」だけではないのです。
「サラリーマンの先輩」からのアドバイスに需要がある
あなたは社会人と呼ばれるようになって何年になりますか?
働き始めた頃と比べて、できることは格段に増えたでしょう。
「周りの人と同じだよ」と思うかもしれませんが、あなたには後輩や部下がいて、何かを指導する立場かもしれません。
あなたが後輩や部下を指導しているのと同じように、世の中の「サラリーマンの後輩」は、「サラリーマンの先輩」であるあなたの何気ないノウハウを必要としているのです。
なぜなら彼らはまだそのノウハウを身に着けていないからです。
あなたのノウハウを必要としているのは「サラリーマンの後輩」だけではありません。
次の春から社会人になる、不安を抱えた大学生だって、「社会人とはどのようなものなのだろう」「どのようなスキルを身につけておいたら安心なのだろう」と「ちょっとしたノウハウ」を求めているのです。
あなたは入社して真っ先に、名刺交換のやり方を教わったかもしれません。
敬語の使い方、尊敬語と謙譲語の違いを改めて身に着けたかもしれません。
「上司であっても、社外の人に紹介するときは敬称をつけないんだよ」という当たり前のことも、社会人になる前の大学生には新鮮なノウハウで、知っておくと安心できる教えなのです。
何の変哲も無い、平凡な「サラリーマンの先輩」からのアドバイスに需要があるのです。
ここからは実際、どのようなノウハウが求められているか、具体例を紹介してみましょう。
①忙しいサラリーマンならではの時間術
大学生の頃は1限を空きコマにして朝寝坊をしたり、緩い教授の講義には友人に代返をしてもらって後からノートだけを借りたり、なんてうまいこと時間を作って遊んでいた人もいるでしょう。
しかし、サラリーマンになるとそんな時間の余裕はなくなります。
一人暮らしであれば、朝起きて仕事に行く準備をして、仕事をして残業をして、家に帰って晩ご飯を食べて、翌日の準備をして寝る生活になります。
仕事と家事の両立。
たまに同僚や職場の仲間との飲み会。
実際のサラリーマンがどのようなタイムスケジュールで一週間を過ごしているのか、あなたの実体験が求められています。
また、時間のない中でうまくやりくりするコツをあなたが身に着けているのなら、ちょっとした時短術も本の中で紹介すると喜ばれるでしょう。
忙しいサラリーマンだからこそどのように生活しているのか。
どんなところで手を抜いたり、どの程度ならサボったりしても大丈夫なのか。
煌びやかな生活を紹介する必要はないのです。
過不足なく暮らせる平凡な毎日の中にある小さな工夫を紹介してみてください。
②会社内外でのコミュニケーションをスムーズにするための小さなコツ
入社したてでまだ会社に馴染めていない新米サラリーマンや、これから社会人になることを控えた大学生が不安に思うのが、「会社の人とうまくやっていけるだろうか」ということです。
会社の同僚、先輩、上司、取引先の人。
社会人になると、さまざまな立場の人と接する機会が増え、しかもコミュニケーションに失敗が許されなくなります。
(実際は多少の失敗はおおめに見てもらえたり、多少隙がある方が好意を抱かれたりしやすいですが、まだ社会人になっていない人からすると、「社会人は失敗してはならない」と怯えているものです)
あなたはどうやって職場の人と打ち解けましたか?
初めて先輩に飲みに誘われたとき、どのようなことに気を遣いましたか?
忘年会の幹事に選ばれたときは、どのような手順で準備を進めましたか?
社外の人と会うときは、どういった礼儀に気を付ければ良いのでしょうか?
あなたの社会人1年目、2年目を振り返ってみて、周りの人とどのように関係を築いていったのか思い出してみましょう。
あなたの実体験が、これから社会人になる人に勇気を与えます。
③営業の際の「いろは」
営業術の本はビジネス書の中でも人気のジャンルですね。
いかに売上げを上げるか。
テクニカルな部分を解説した本は数え切れないほどあります。
しかし、営業のもっと初歩的な部分。
たとえば「営業の本題に入る前のアイスブレイク的な雑談のしかた」とか「そもそも営業の訪問を取り付けるまでのやりとりの流れ」とか「営業先を訪問する際に気を付けている身だしなみ」とか、ちょっとしたコツや気遣いのようなものは目立たないのか、あまり取り上げられません。
※アイスブレイクとは…商談前や会議前などで緊張をほぐすためのゲームや雑談などのことです。リラックス法とも言えます
しかし、これから営業をする人は右も左もわからないもの。
名刺交換の際に笑顔で受け取れば良いのか、真面目な顔をすれば良いのかすらわからずに不安に思っているでしょう。
そんな初歩の初歩、「いろは」の部分を教えてあげる本にも需要があります。
④WordやExcelなどのビジネスアプリケーションの時短術
社会人になるとどうしても扱わなければならないのがパソコンです。
WordやExcelはどのような書類を作るにも、必ず開かなければならないソフトでしょう。
「Word・Excelで社会人がよく使うショートカットキー」のような簡単な内容で良いのです。
このような内容であればあまり分厚い本にはせず、持ち運びやすい小さくて薄いサイズの本で出版すると喜ばれるでしょう。
小さなハンドブックのような本でも、らく楽自費出版工房では出版が可能です。
持ち運んだり、会社でぱっと開いて使ったりすることを考えると、専門的な教本のようなものは却って使いにくいものです。
実際の社会人がよく使うショートカットキーに厳選して掲載することが、本の価値を高めるのです。
その他、IllustratorやPhotoshopのような、アートワークのアプリケーションも同じことです。
⑤自分が「社会人1年生」のときに知りたかったこと
究極のビジネス書の内容は、自分が「社会人1年生」のときに知りたかったことです。
「あのときこれを知っていれば」「あのときこれができれば」と後から悔やんだ物事が誰しも必ずあると思います。
上座・下座を知らずに上司に叱られた。
メールにCCが入っていることに気付かず「全員に返信」ではなくただの「返信」ボタンを押してしまい、CCの人を会話から外してしまった。
お茶の淹れ方を知らず、来客時に不味いお茶を出してしまった。
社会人1年生の頃に失敗をしていればしているほど、後輩に教えてあげられることは多くなります。
人に教えてあげると良いことは、失敗談だけではありません。
うっかり寝坊をしてしまい平謝りするときの謝り方。
どうしてもどうしても仕事に行きたくない日に仮病を使う際のうまい言い訳のしかた。
こんなことも、社会人の先輩から教えてもらえると、社会人の後輩は助かるでしょう。
ちょっとずるくたっていいのです。
人間は綺麗な面ばかりではありません。泥臭くて汚い部分がある方が、人間らしくて魅力的なのです。
あなたの「ささやかな発見」が必要とされています
「特別な実績もないただのサラリーマンだから」と出版を諦めていたあなた。
平凡なサラリーマンだからこそ出せる本があります。
サラリーマンとして過ごしてきた毎日のささやかな発見が、社会人のヒヨコや卵の人の役に立つのです。
らく楽自費出版工房の自費出版では、Amazon流通手数料がコミコミ価格となっています。
大学生や新米社会人の読者さんの口コミ・レビューでAmazonの中でおすすめされるようになり、本が売れることにつながる可能性があります。
別途手数料はかかりますが、街の書店に流通させることもできます(※出版部数300部以上から)。
書けることが少なくて、ページ数が少なくなっても大丈夫です。
サイズもA5くらいに小さくしてあげれば、持ち運びやすいハンドブックとして重宝されることでしょう。
デザインやレイアウトに自信がなくても大丈夫です。
装丁や本文のデザイン・レイアウトは基本料金に含まれていますので、プロにお任せすることができます。
らく楽自費出版工房は業界屈指の低価格を実現しています。
「自費出版って費用がかかりそう」と不安であれば、概算見積から費用感を見てみてください。
「出版してみたいな」と思われましたら、お問い合わせフォームやLINEからのお問い合わせからお気軽にご相談ください。
出版が未確定な状態でも大丈夫です。
あなたのノウハウを必要としている人に、本を届けるお手伝いができればうれしいです。