投稿日:2022.03.22 / 最終更新日:2022.07.05
うんこドリルに続け!学習ドリルを自費出版で!
空前のブームを巻き起こしている「うんこドリル」。子どもたちの学びのツールですが、なぜか大ヒット。他のドリルと比べて学習レベルに特別な違いがあるわけでもないが大ヒットし、ブームを巻き起こしました。これは特別なことなのでしょうか?
うんこドリルを超えるヒットを自費出版で起こすことは可能なのかという観点から見ていきましょう。
目次
うんこドリルとは?
2か月で累計100万部を超えた学習ドリルです。「子どもたちの学び」という狭いターゲットで、おのずと数に限界がある分野において、異例中の異例と言えるほどの大ヒットになった作品です。
学習ドリルの役割は?
一番は「復習」ではないでしょうか?繰り返すことで記憶が深まっていくという役割が大きいと思います。いわゆる「体に覚え込ます」ということです。
子どもたちはうんこが好き?
「子どもたちはうんこが好き」と言えば語弊があるかもしれませんが、なぜか「うんこ」で笑いが起きたり楽しそうにしたりします。かくいう私も子どものことはそうだったように思えます。時代を超えて、普遍的な笑いなのかもしれません。
もちろん、本当に好きなのではないと思いますが。
うんこドリルがヒットした理由を掘り起こしてみると
うんこドリルには学習ドリルとしては異例のヒットを達成した理由を掘り起こしてみると、いろんな要因が見えてきます。
シンプルにおもしろいものにくぎ付けになる
うんこドリルがヒットした理由を考えてみると、大きな要因になっているのが、「シンプルなおもしろさ」なのではないかと思っています。
学習ツールにありがちな堅苦しさがなく、問題もオチがついていて、問題を読んでいるだけでくすっと笑ってしまいそうな問題になっています。
そういう部分が受け入れられやすかったのではないでしょうか。
子どもたちと親御さんたちがWin-Winの関係が出来上がった
何とかして勉強をさせたい親御さんたちと、何とかして楽しいことにありつきたい子どもたちの間で、ちょうどいいバランサーになったのが「うんこドリル」だったのではないかと思っています。
勉強をさせたいVS楽しいことをしたいという戦いの中で、あの手この手とお互いが策を練りながらたどり着いたのが「楽しく勉強をする」ということで、この超難易度の高いことをいかに簡単に実現しようかと考えた結果、「うんこドリル」にたどり着いたのではないでしょうか?
「うんこドリル」を求めたのは親のほう?
勉強が大好きでずっと勉強しているお子様なら苦にならないでしょうが、本来勉強するというは辛く苦しいもので、楽しくもなんともありません。私は辛く苦しかったです。ただ私はあっさりと勉強することをやめましたけど。
私の話は置いておいて、例え辛くてもしなければならないことがあるのが人生です。ただできることならその辛さを少しでも和らげる方法があるのなら、それを選びたいし選ばせてあげたいものです。そんな時に「うんこドリル」に出会ったのでしょう。
「うんこドリル」を求めたのは親御さんたちのほうだったのではないでしょうか?
ダメだと言われるとやりたくなる。それが子ども。
そこで考えなければならないのが、その辛さを和らげるものとして、「なぜうんこドリル」だったのかということです。
人はなぜか「ダメだダメだ」と言われると余計にやりたくなるものです。子どもたちはそれが顕著で、それがまた子どもたちのかわいらしさだったりします。
「下品なことを言うんじゃない」なんて言われると、もっともっと言いたくなってくる。こういう心理が働くという「ニーズ」に対する答えが「うんこドリル」だったのではないでしょうか?
うんこドリルを超える教材を作ることはできるのか?
ここで考えなければならないのが、「うんこドリル」を超える教材を作ることはできるのか?ということです。
結論から言うとかなりの難易度ではないかと思います。しかし、不可能ではないのではないかとも思います。
- シンプルにおもしろく
- オチもちゃんとついていて
- ダメと言われればやりたくなる反動を利用して
というファクターを外さなければヒットを生み出せる可能性はあると思います。
「物体」にスポットを当てなくても、「人」でもいいですし、「キャラクター」でもいいのではないかと思います。
近所にいる一言一言がふざけているおじさんにスポットを当てて、「こういうことを言いそう」という視点から組み立ててもいいですし、強烈な方言を駆使して組み立ててもいいですし、いろんな視点から観察してみれば、きっと大ヒットを予感させるアイデアは生まれると思います。
まとめ
うんこドリルを超える教材を作るのは難しい。しかし、不可能ではない。「シンプルにおもしろく」「オチもちゃんとついていて」「ダメと言われればやりたくなる」という「ニーズ」を忘れなければ、きっと大ヒットを生み出すドリルは作り出せる。
自費出版を活用して、そういったことにチャレンジするのも悪くないかもしれませんね。
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