投稿日:2022.07.26 / 最終更新日:2022.08.23
恋愛小説を自費出版したい方へ。【読者をキュンとさせるには】
小説の大きな人気ジャンルの一つとして、恋愛小説が挙げられますね。
小説を読む人、書く人の中で恋愛小説に触れたことがないという方はいらっしゃらないでしょう。
恋愛をメインに据えた小説も面白いですし、主題が恋愛以外でも、恋愛要素があるだけで物語の起伏が増えエンターテインメント要素が増えます。
要は、より物語にドキドキするということですね。
恋愛小説作家としてデビューすることに憧れたことがある方も多いかと思います。
一方で、プロ作家になるのは非常に狭き門です。
それでも一度でいいから出版してみたいと夢見る気持ちはとてもよくわかります。
自費出版という形であれば、アマチュアでも恋愛小説家としてAmazonや書店に自分の書籍を並べ、販売することができます。
ぜひ夢を叶えたいという方のために、この記事では恋愛小説を自費出版するまでのやり方を解説します。
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自費出版の手順・やり方を知りたい方はこちら⇒【漫画を自費出版するための費用とやり方を解説】または【出版のしくみ】をご覧ください。
目次
恋愛小説とは?
まずは恋愛小説の定義について確認してみましょう。
恋愛小説とは、狭義でいえば恋愛を主なテーマに据えた小説のことを言います。
特定の形にこだわる必要はありません。ファンタジーの世界観ですから、現実には存在し得ないような種族の恋愛を描くこともあります。
広義の恋愛小説であれば、メインのテーマが恋愛でなくとも、物語の中に恋愛要素が含まれれば恋愛小説と呼ぶことができるでしょう。
純文学、戦記物ファンタジー、SF、推理小説、歴史小説、ライトノベルなど、どのようなエンターテインメント作品でも、恋愛要素を絡ませることは可能です。
恋愛小説では、主人公とお相手の恋愛が始まってから成就するまでを描いても良いですし、恋愛の成否をあえて濁したような終わり方をしても、成就したのちの物語を描いても良いです。
物語に起伏があり、読者を楽しませることができれば良いのです。
恋愛小説の書き方
恋愛小説を書く際には、どのような登場人物に、どのような恋愛をさせるかを入念に計画立てておくことが必要です。
主人公達だけでなく、脇役にも恋愛要素を入れても面白いかもしれません。
物語を作る際には事前におおまかなあらすじなどを決めますが、それより一段階前の準備として、物語の起伏をどのように組み立てるか、図など自分でわかりやすい形で準備をしておくのも良いでしょう。
まずはプロットを作る
プロットとは、小説の設計図のことです。
あらすじよりももう少し細かいものですが、どの程度まで詳しく書くかは作者さんによって違います。
とてもざっくりとした起承転結のみを決める人もいますし、反対に事細かに章ごとの重要ポイントを決めたり、キーフレーズとなる台詞や一部場面を書き起こしたりする人もいます。
自分が本文を書きやすい塩梅でのプロットを作れるようになるのが理想ですが、最初のうちはなるべく細かく、物語のはじめから終わりまでを決めてしまうことをおすすめします。
その方が、「小説を書き始めたけれど途中で展開が決まらなくなり書けなくなった」という離脱を防ぐことができます。
また、プロットに登場人物の設定を含めることもあります。
あらすじを作るのが先か、登場人物の設定を作るのが先かは作者さんの好みによります。
ライトノベルなどのキャラクター小説では、キャラクターの魅力がとても重要になってくるので、登場人物設定を先に細かく作り込むことが多いでしょう。
一方で純文学のように、文章や物語の美しさを重視するジャンルでは、登場人物のリアリティ感は必要ですが、あまり突飛な設定は必要ないこともあります。
どのような性格で、どのように物事を考えて、どのように行動する人物なのか、具体的に想像できる程度の設定が固まれば充分かもしれません。
また、登場人物設定はあまりカチコチに作り込みすぎると、却って不自然な物語になってしまうこともあります。
「設定は作ったものの、実際本文を書いてみると、人として違和感がある」という場合は、設定に無理がある場合があります。
登場人物設定を作るコツとして、実在する知り合いなどをモデルにするケースもあります。
なるべく身近な、性格や考え方を知っている人物をモデルにすると、登場人物の行動に一貫性を持たせられるでしょう。完全な実体験なら、もっとリアリティが増すかもしれません。
次に本文を執筆する
プロットが完成したら、いよいよ本文の執筆です。
本文の執筆は頭から書いてももちろん良いですが、人によっては一番書きたいシーンから書き始める場合があるなど、実は決まったやり方というものはありません。
書きやすいように書いて良いといってしまえば簡単ですが、自分が書きやすいやり方を見つけるまで、やはり大変ですよね。
書いていくにつれて「キャラクターに魂が込められ、勝手に動き出した」ということをおっしゃる作家さんも多くいらっしゃいます。
そのような場合は、場面を飛び飛びで書いていると整合性がとれなくなってしまうでしょう。
キャラクターが勝手に動き出した場合、プロット通りに物語が進まなくなってしまうこともあります。
キャラクターが自由に動き出してしまった場合は、場面を飛び飛びで書いていると修正が難しくなってしまいます。
先に書いた後ろの場面を、もう一度書き直さなければならないこともあるかもしれません。
素敵な物語を書くために何度も何度も書き直し試行錯誤するということは時に必要なことかもしれませんが、なるべくならば避けたいことでもありますよね。
それであれば、一度は物語の最初から順番に書いてみることをおすすめします。
そのやり方で一度やってみて、自分には合わないなと感じたら、次からは好きな順番で書いてみると良いでしょう。
最後の推敲は大幅な変更をしないようにする
小説の場合は、最後に「推敲」(すいこう)という段階を経ます。
誤字脱字が無いかや、細かい言い回し、なんとなく語感が良くない場所の修正など、軽微な加筆修正に留めます。
誤字脱字やパソコンでの執筆の場合は誤変換などもありますが、画面上でのチェックだけでなく、印刷して確認をしてみる・登場人物になり切って、声に出して読んでみるなどすると、ミスに気がつきやすいです。
推敲の段階で大きく変更してしまうと、ストーリーの辻褄が合わなくなり、本文の執筆の段階に逆戻りしてしまう可能性があるので、推敲では大きな変更をしないようにすることがコツです。
木工細工にたとえると、最後にニスを塗って完成させるくらいのイメージが近いでしょう。
恋愛小説をコンテストに出せば、出版の可能性もある
恋愛小説作家としてデビューをしたいとお考えの場合、コンテストに応募するという手段があります。
コンテスト(小説大賞など、呼び方はさまざまです)では入賞した場合小説が出版され、さらに受賞賞金が手に入る場合もあります。
売れ行きがよければ、その出版社から継続して出版させてもらうこともできるかもしれません。
しかし小説コンテストは非常に狭き門です。
何年も応募し続けてもデビューができない人がいる一方で、才能に溢れた若者が数回の投稿で受賞・デビューすることもザラにあります。
コンテストからのデビューを目指すのは、かなりの精神力が必要だと覚悟しておくことが必要です。
恋愛小説のコンテストには、出版社主催のコンテストと、小説投稿サイト主催のコンテストがある
恋愛小説のコンテストには、大きく分けて2種類あります。
大きなコンテストは出版社主催のものですが、近年では小説投稿サイトが流行っていますので、そういった小説投稿サイト主催のコンテストも見逃せません。
テーマに合わせた小さなコンテストも開催される場合がありますので、よりライバルが少ない状態で戦うことも可能でしょう。
出版社主催のコンテストで入賞する方が世間でも大々的に取り扱われ、デビュー後も担当編集がつき、2作目3作目と出版していきやすいです。
しかし小説投稿サイト主催のコンテストでも、サイトの規模によっては出版社との提携がなされていて、担当編集がつく場合もあります。
コンテストによっては過去の応募作の使い回しが認められていたり、投稿サイトに掲載したままでの応募が可能であったりと柔軟に対応してもらえる場合がありますので、募集要項は細かい部分までチェックしてみてください。
らく楽自費出版工房では、小説コンテストを開催中
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優秀賞を受賞された方には、費用負担なしでの出版と売上分配金(印税と同じように考えていただいて大丈夫です)が支払われます。
初開催のコンテストは知名度が低く、ライバルが少ないので狙い目です。
一度でいいから小説を出版してみたい、という夢を抱いている方にはおすすめですので、ぜひ特設ページが掲載されましたら、チェックしてみてください。公開次第、お知らせなどを通じて発表いたします。
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アマチュア小説家でもAmazonや書店で小説を販売できるのが自費出版
恋愛小説の書き方や、小説家デビューのしかたについて、伝わったでしょうか?
アマチュア小説家でも、初めて書いた小説でも出版できるのが自費出版の良いところです。
10部からの少数部数でも印刷できますので、小説を書き上げた記念に印刷したい、というご要望にもお応えできます。
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