投稿日:2022.03.09 / 最終更新日:2023.11.14
自伝・自分史・自叙伝を自費出版したい方へ ~経験を後世に残していこう~
目次
自分史・自伝・自叙伝とは
自身が生きてきた証を残して、後世に引き継いでいくための記録であり、知恵です。
熱い想いを込めて、人生の転機や、心境の変化、世の中の出来事の関わりなどを俯瞰的かつ客観的な視点で書き記していくことが大切です。
すでに原稿が完成していて、自費出版の費用感を知りたい方はこちら⇒【無料で概算見積】
自分史・自伝・自叙伝は、ご年配の方の専売特許なのか?
第一線での活躍を全うされたご年配の方が出版されるイメージが強い「自分史・自伝・自叙伝」ですが、実はそうではないことはご存じですか?
現在第一線で活躍されている方も、これから第一線で活躍させる方も実は出版されている方はたくさんいらっしゃいます。
今大成功されている有名人の方などの中で、子どもの頃の苦労体験や、ここにたどり着くまでの軌跡などを出版されている方がいらっしゃいます。それらも立派な自叙伝と言えるでしょう。
人生の一連の流れを書くか、人生の一部を切り取るのか
自分史・自伝・自叙伝というのは、その人の歴史であることには変わりはないのですが、その歴史は、「歴史のすべて」なのか「歴史の一部」なのかで意味合いが変わってきます。
自分史・自伝・自叙伝とは歴史の証であると同時に…
自分史・自伝・自叙伝というのは、その人の歴史の証であることに間違いはありません。
ただ、それと同時に、これからいろんなことを体験する人へのメッセージ・ノウハウでもあるのです。
一人の人生の証を若者たちが読んで、難局をどのように乗り切ってきたというアイデアと経験は、これからを生きるヒントになります。
それとは別に、上にも記載していますが、あるプロ野球選手が幼いころにどのように野球と向き合い、どういう練習を積み重ね、年齢を重ねるとともに、どういう進化・変化を遂げてきたかという視点も立派な自分史・自伝・自叙伝になり、これからプロ野球選手を目指す子どもたちにとって、重要なヒントになるのです。
自分が東大生になるまでや、自分が政治家になるまで、学者、教授、宇宙飛行士、アイドル……こういうことも立派な自分史・自伝・自叙伝です。
必ずしも「いい話」である必要はない
どちらかというと「いいお話」であったり、「残した功績」にクローズアップしがちな自分史・自伝・自叙伝ですが、そこにこだわる必要はありません。
ここで注目したいのが「恨みつらみ」です。
暴露とまでは言わなくても、味わってきた酷い体験や、「どうしても許せないヤツがいる」的なものも立派な自叙伝と言えるでしょう。
例えば、弊社でてがけさせていただいた、
なんかは、ソ連経由でウイーンに旅立った実体験で、ひどい体験をし、日本人というだけで苦労を味わされたお話で、
はシベリア抑留を体験し、地獄のような生活を強いられたことを、ノートに残していたので、それをお孫さんが一冊の本したものだったりします。
このように、「このヤロウー 我慢ならん!」みたいなことを本にまとめています。これも立派な自叙伝と言えます。
こういう視点からでも、自伝・自叙伝は成り立つのです。
一人で一冊でなくてもいい
「最初から最後まで自身のことを一冊にまとめないと自分史・自伝・自叙伝にならない…」 と思うかもしれませんが、必ずしもそうである必要はありません。
アンソロジー(同じテーマのものを数人の人たちのものを寄せ集めたもの)として同じ志を持った何人かが集まって一冊の本にするということもあり得ますし、むしろそっちのほうが一人ひとりの人生が限られたページ数に凝縮されて中身が濃いものになるかもしれません。
アンソロジーに関する詳しい説明はこちら⇒【三人寄れば文殊の知恵?効果的なアンソロジーDE自費出版】
ただ、ある程度はテーマを限定させた方がいいかもしれません。
販売するのも良し、身近な人に配るのも良し、寄与するのも良し
問題は、作った本をどうするかということですが、大きく分けて 通りになるかと思います
- 家族のために残す
- 身近な人に配る
- Amazonなどで販売する
- 若者たちに読んでもらうために寄与する
大きく分けてこのような方法になってくるかと思います。または上記のような方法を組み合わせてもいいかと思います。
愛知県春日井市に、「日本自分史センター」という自分史図書館があります。そういうとこに寄与するのもいいかもしれません。
らく楽出版工房では、あなたが心を込めて書き上げた自分史・自叙伝・自伝を大切にします。
Amazonや書店に流通させて売りたいという方には、全力でサポートさせていただきます。
無料の概算見積では個人情報の登録は不要ですので、気になる方はお気軽に【概算見積】から費用感を確認してみてください。
自分史・自伝・自叙伝を出版したくなったら、らく楽自費出版工房にぜひご相談ください。