投稿日:2022.12.12
外国語の本を自費出版したい方へ。ミニ辞書や絵本など、外国語にも対応しております。
実はらく楽自費出版工房では、外国語の本を出版することもできます。
印刷できるのは日本語だけだと思って、出版を諦めてしまってはいませんか?
ワードで入力ができる言語であれば、英語以外でもご対応が可能なのです。
この記事では外国語の本を出版してみたい方のために、どのような本なら需要があるか、出版例と共に解説していきます。
目次
自費出版では、外国語の本も出版することができます
らく楽自費出版工房の自費出版では、外国語の本も出版することができます。
Microsoft Wordでの入稿をおすすめしていることもあり、Wordで入力できる言語であれば、英語やドイツ語、フランス語といったメジャーな言語だけでなく、フィンランド語やギリシャ語などといった言語での本の出版も可能です。
また、漫画や絵本など画像データで入稿いただくことも可能です。
画像データでの入稿の方法はこちらの記事を参照してください。挿絵の入稿方法について説明しております。
⇒ワナビがラノベ(ライトノベル)を自費出版する3つのメリットとは
手書き原稿での入稿も可能な限りご対応いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
日本には少ない外国語の本を出すことで、外国籍の方の役に立てる
外国語の本を出すメリットは、何より人の役に立てることです。
令和3年6月末時点で、日本で暮らす外国人の人数は282万3,565人です(法務省より)。
しかしこれだけの外国人が滞在しているのに、日本で出版されている書籍は日本語で書かれたものが大半です。
英語や中国語など、インバウンドとして来日される方や在留されている方の多い国の言語の本は比較的潤沢にあっても、日本に人口の少ない国や、遠くの国や小さな国で来日される方の少ない国の言語の本は、ほぼないのが現状です。
けれど、人数が少ないからといって「日本にいるその国の人はゼロではない」のです。
住んでいる人口や訪れる人の数が少ないためにその国の言語で書かれた本が少なく、自分の国の言葉で書かれた本を読みたいのに手に入れることができないという人が世の中にはいるのです。
どのような本を出版したら良いかの出版例は後ほど詳しく解説しますが、とにかく自分の慣れた言語の本を読んで安心したいという感情もあるでしょう。
日常生活に使える会話集や、子どもに自国の言語を教えるためのやさしい絵本、日本語が不自由な方に日本のことを教えてあげる情報誌など、需要は多岐にわたります。
もちろん、今の時代は通販や個人輸入を利用すれば母国から好きな言語の本を取り寄せることができるでしょう。
けれどやはり手間はかかりますし、滞在している日本国内で手に入るに越したことはありません。
また、特に情報誌などでは日本人が書いた、日本について詳しく解説しているということが価値になることもあります。
あなたの持つ外国語の知識・語学力が、日本に滞在する外国籍の方の役に立つのです。
日本では英語の出版物は多いが、英語以外の言語の本が少ない
正確な出版点数の資料は見つけられなかったのですが、日本では英語の出版物は比較的手に入れやすいものの、英語以外の言語の本は、日本との関係性が薄くなるにつれどんどん手に入りにくくなります。
大学生の第二外国語で選ばれやすいフランス語やドイツ語の本は比較的手に入りやすい方ですが、第二外国語でもマイナーなスペイン語あたりの本になると次第に手に入れにくくなり、第二外国語では扱わないような言語になると、ぐっと書籍数が減ります。
英語の本の手に入れやすさは、たとえばハリー・ポッターの原著が手に入れやすいことでもよくおわかりになるでしょう。
それだけ日本国内には英語話者が多く、また、英語を学んでいる日本人も多くいます。
日本で手に入れ辛い、けれどあなたの得意な、もしくは学んだことのある言語の本を出版してみませんか?
その国の言語の本を必要としている人の役に立てることができます。
どのような本に需要があるのか、次の項目から例を出して見ていきましょう。
出版例①日本語論文の外国語訳
まずは学術的なものです。
あなたが書いた論文、あるいは翻訳の許可を取った論文を、任意の外国語に翻訳してみましょう。
日本国内でしか知られることのなかった貴重な研究を、海外の方の目に留めることができます。
特に「この論文は世に広く知らしめるべきだ」と感じるものが稀にあると思います。
そういった論文を翻訳することで、読まれる対象が日本人だけでなく、外国の方にまで幅を広げることができるのです。
自分自身で書いた論文で、海外の事象にも触れていて関連するから該当の国の言語に翻訳したいけれど、日本語と簡単な英語しかわからない、という場合もあると思います。
そのような場合は、別途料金をお支払いいただくことで、らく楽自費出版工房にて翻訳することも可能です。
まずはどうぞご相談くださいませ。
出版例②日常会話のミニ辞書や会話集
本格的な辞書を編纂するとなると一大事業ですが、日常会話集などコンパクトサイズで持ち運びやすい外国語のミニ辞書の需要もあります。
旅行で日本に来られた方や、日本に住んではいるものの日本語が不自由な方の生活を支援するような、よく使う例文を集めて手帳くらいのサイズでまとめると良いでしょう。
さまざまな挨拶や買い物のしかた、バスやタクシーなど交通機関の乗り方、困った時に相談できる機関など、アドバイスとして載せておくと便利な内容はさまざまあります。
言葉だけじゃなく、日本ならではのマナーや風習について解説しても助かるでしょう。
場面別の日常会話の章、その他お役立ちコラム、などといった構成で本を作ると作りやすいですよ。
出版例③外国人向けの絵本
外国語で書かれた絵本は日本では手に入りにくいものです。
大人向けの書籍や旅行者向けの書籍は書店でも比較的手に入れやすいですが、子ども向けの絵本となると、需要が少ないためかなかなか手に入りません。
しかし、日本で暮らす外国籍の方や日本に旅行に来る海外の方がいらっしゃる以上、その中に小さなお子さんが混じっていることも忘れてはなりません。
小さいお子さんをあやしたり、楽しませてあげたりするための絵本があれば、親御さんはどれほど楽になることでしょうか。
市販の絵本にはもちろん著作権がありますから、特別な許可を得ている場合を除いて勝手に外国語に翻訳してはいけません。
自分のオリジナルの絵本を外国語で出版することが、権利面からも安全です。
まずはメジャーな言語で出版してみて、人気が出るようであれば他の言語で横展開をするというビジネスも考えられます。
日本語を母語としない小さなお子さんのために、ひと肌脱いでみてはいかがでしょうか。
出版例④インバウンド向けの情報誌や読本
外国語の書籍は、完全に旅行者向けに振り切ってしまうのも良いでしょう。
るるぶのような旅行雑誌は日本語では充実していますが、外国語ではまだまだ情報が少ないのが実情です。
外国人同士で、口コミやインターネットの情報を駆使して日本の人気スポットを観光しているような状態です。
そこに、日本人が作った「日本のおすすめの観光スポット」のような本があったらどうでしょう?
とても良いとは思いませんか?
その地域に住む日本人しか知らない穴場スポットもあるでしょう。
観光客には有名な食べ物と、あまり有名ではないけれど食べてみると実はとてもおいしい食べ物と、「知ってもらえたら売れるのに!」という商品も多数あると思います。
日本人目線で「実はこれもおすすめですよ」と紹介するような本があれば、それまでとは違った日本観光を楽しむことができるでしょう。
出版例⑤自作の小説や漫画の外国語訳
絵本とも似ていますが、自作の小説や漫画の外国語訳の本も作ってみると面白いでしょう。
クールジャパンと言われ日本の文化は持てはやされていますが、日本人の感性で描いた小説や漫画は、海外でもとても人気があります。
外国籍の中高生、または日本の小説や漫画が好きな大人の層に向けて、あなたの作品を届けてみませんか?
日本人に向けて書いていた頃とは違う感想も届くことでしょう。
イラストと違って、小説や漫画は言語の壁を越えることが難しいです。
だからこそ、海外に潜在的に存在しているあなたのファン予備軍に作品を届けるには、外国語に翻訳して出版することが必要なのです。
あなたの感性で作られた作品を待ち望んでいるのは、何も日本人に限った話ではありません。
むしろ海外の読者の方がウケが良い作品だってあるでしょう。
「日本で公開しているけれど、イマイチ伸びない」と悩んでいる作品があれば、思い切って外国語に翻訳して出版してみてはいかがでしょうか?
自分で訳せなくても、別途料金をいただいて翻訳することが可能です
「外国の方に本を届けたい!」
この記事を読んで、そう思ってくださった方もいらっしゃることと思います。
「けれど、簡単な英語くらいしか外国語はわからない……」
そういう方も多いと思います。
ご安心ください。
別途料金はご相談となりますが、らく楽自費出版工房にて翻訳を承ることが可能です。
まずはお気軽にご相談くださいませ。LINEでのご相談も承っております。
ぜひ、あなたのアイデアを外国語の本として出版してみませんか?
ご依頼お待ちしております。