内容説明
「理」の心を揺さぶる最高の一冊。ここに発表。
1945年アメリカ、原子爆弾の開発計画は大詰めを迎えていた。アレフの目的は時空を遡ってアインシュタイン博士に会い、大統領あての書簡を破棄させること。書簡には原爆計画の中止と、核の国際管理が提言されており、400年後には人類を滅亡に追い込むことになるのだ。しかしアインシュタインはアレフの説明に納得せず、話の真偽を見極めるため、彼に物理学セミナーの開催を要求する。セミナーにはボーア、オッペンハイマー、フォン・ノイマン、ゲーデルといった20世紀を代表する天才たちが一堂に介していた!
本書はニュージャージー州プリンストンに実在する研究所を舞台に、20世紀に大躍進を遂げた物理学の描像と、現在でも未解決の諸問題を軸にして、原爆開発計画の趨勢と、関係者の動きを密接に絡めたハードSFである。
相対性理論…オイラーの公式… 難解極まりない「知の共演」がここで実現。
知的好奇心があふれ出て止まらない物語です。
本物の物理の奥深さがここにある
「理系」を志す皆様も、すでに「理系」にどっぷり浸かって逃れ慣れない世界の中で生きている皆様も、ご満足いただける一冊だと確信しています。