2024.10.04 18:17
本年の8月末から本稼働した「キミとワタシの物語」ですが、この度、絵本にまつわるコラムを掲載していこうということになりました。
その第一弾として、宣伝の意味も兼ねてですが、「キミとワタシの物語」の絵本はココが違う! という部分を紹介させてください。
ここ最近、いろんな絵本のサービスが増えてきたと感じませんか? 今までは、普通に書店に買いに行くのが一般的。そしてその絵本が、ネットで買えるようになりました。そしてさらに進化し、オリジナリティあふれる絵本が登場し、そしてカスタマイズできる絵本が登場してきました。
それはひとえに、「ネットの進化」によるものだと思います。
それぞれの企業様が、独自の色を出して、素敵な絵本で溢れる日本になりました。
弊社もその一つです。
そこで重要になるのが、「キミとワタシの物語」の絵本は、他社様の絵本と何が違うのか? というところです。
それを少し紹介させていただければと思います。
「キミとワタシの物語」の絵本は、すべてオリジナルストーリーです
弊社がこのサービスを立ち上げる時に一番こだわったのは、「全く何もないところから作っていこう」というところでした。
人伝えに物語の作家さん、絵描きさんと紹介してもらい、初めて弊社スタッフ数人を交えてお会いして、打ち合わせなどを繰り返し、激論を繰り広げ、それでも二ヵ月くらいは何も進まない、決まらない状況でした。
そんな中で、作家さんはふと紙にある言葉を書きました。それを見て、絵描きさんも弊社のスタッフのみんなも「なんかいい言葉だね。それ、タイトルにして、そこから話を広げていかない?」と一気に進んでいったのでした。
その言葉が「てんしがまいおりたひ」です。
こうやって、弊社の絵本は何もないところから5タイトル完成させたのです。
それぞれに、愛情がある作品です。
何もないところから書き上げたから、たっぷりと愛情を注ぐことができたのだと、今でも思っています。
あえてハードカバーにはしなかった
「キミとワタシの物語」は、ソフトカバーの絵本です。
これに関してはいろんな社内でもいろんな意見が出たし、モニター様に体験していただいた時にもご意見をいただきました。
しかし、今でもソフトカバーにしてよかったと思っています。
それは「ハードカバーの表紙の角」が理由です。
個人的な話になるのですが、私の家には、ハードカバーの本が結構置いているのですが、私の親が思わず落としてしまったハードカバーの角で怪我をしたということがありました。
多分、一般的な大人なら、「イテッ!」で済むことかもしれませんが、これが子どもだったら…… 場所が目だったら…… という風に考えると、やはり「ソフトカバー」のほうがいいという結論になりました。
もちろん、本そのものに角をなくすというのは、できないことはないですが、本としてはどうかなという部分があります。それがゆえに、事故を100%防ぐことは多分不可能です。その中でもできるだけ確率を減らそうと考えると、どう考えても「ソフトカバー」がベターな選択だと思っています。
大切な写真と心を込めたメッセージを掲載できます
絵本の主人公になる方のお名前を入れることが出来る…… すなわち「名入れができる絵本」は今も過去も結構あります。
ところどころに写真を入れることができる絵本もあります。
ただ、それがアルバムにもなり、手紙にもなる…… そういう絵本はあまりないという認識です。
そして、そういう絵本を作りたかったのです。
数年経った時に「あの時は、こんなことあってよね」と言える絵本を。
そして、メッセージは、一行一行位置を調整しながら入れられます。
わざとずらしながら入れるのも、味があって、遊び心を加えることができるのではないかと思い、そういう風にしました。
これを活かして、オリジナリティあふれる、たった一つの絵本に仕上げてほしいなと思っています。
カバーと表紙には、キラキラした紙を使っています
ハードカバーにしなかった分、用紙にはこだわっていこうと思いまして、カバーと表紙には、ちょっとキラキラとした紙を採用しました。
光のあたる角度によって、キラキラ具合が変わる…… そういう紙です。
だって、これからもずっと残り続ける絵本ですからね。
極力簡単に制作できる絵本に
最近は、いろんなことをスマホで済ます方が増えてきました。ですから、「思い立ったらスマホ」で制作くらいの感覚で、スマホに収まっている写真を使って、簡単に作成できる…… それくらいの操作性でできるようにウェブサイトを作りました。
これに関しては、まだまだ改善の余地が沢山ありそうな気がするので、さらに便利になるように工夫していきたいと思っています。乞うご期待ということで。
そんな想いをいっぱい詰め込んで、「キミとワタシの物語」はできました。
好きになってもらえる人、そうじゃない人、いろんな人がいらっしゃるかと思います。
ただ一つ知っておいてもらえたらうれしいなと思うのは、「一つの絵本が、誰かをハッピーにすることができるとすれば、きっと作った人もハッピーになれる…… そうやっていろんな人に伝染していく…… それを願って日々絵本を作っている」ということです。
そんなことを心の片隅においてもらいながら、「キミとワタシの物語」の絵本を楽しんでいただけますと幸いです。
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